2010/01/10

2010年1月 定例会報告

2010年1月9日(土) 13:00~17:00
@勝どき区民館
参加者: 長屋、藤森、佐野、吉田、伊藤、藤原、及川

* ISUホームページの検討
このホームページのデザイン、コンテンツを決めました。

* 3分間スピーチ
時節柄、自然と「新年の抱負つながり」になりました。次の特別テーマ発表にも良い流れができました。

* 特別テーマ発表: 行動科学を活用する(発表者:藤原)
目標を立てても実行できないのは意志が弱いから(だけ)ではなかった!プラス行動を増やし、マイナス行動を減らすコツを体系的に紹介。最後に参加者各自が今年の目標を「行動できるカタチで」具体的にプランニングしました。

ディスカッションでは、発表は「個人が適切な行動をしやすくするための工夫」が中心テーマでしたが、これがビジネスや経営においてどのような意味を持つのか、意見交換されました。

  • 行動科学は、PDCAのうちDoに焦点を当てたもの。立てた戦略や計画をきちんと実行できることは、戦略の賢さや合理性だけではない「何か」が必要。
  • 目標管理と行動科学の関係は: 目標管理における能力や会社目標との連鎖などの要素は、行動科学には含まれていない。
  • 目標管理の中にも、期中のトレース(進捗確認)など「ふり返り」や、報奨・褒めるなど「アメとムチ」に該当するものがある。
  • 目標管理において上司が部下を支援する際の助言に行動科学が役立つ。
  • コンピテンシーも顕在的な行動に着目している。直接目に見えない能力や、目標の正しさ(目標連鎖)から離れて行動だけに着目することが部下指導で有効な場面も時にある。

* 第2部 @築地 すし好
ISU研究会のあり方、今後どのように運営していくべきか、について熱い議論が交わされました。

(記録:及川)